ひとりごとその149

サブタイトル:気晴らしに海に行こう~

「海は広いな大きいな~~」という歌が歌えるほど瀬戸内海と言えど広いわけです。と言いましても、遊びに行ったわけではなく、生産の見学と工場見学に・・・・

瀬戸内海は穏やかな海ですので、フェリーに乗っても揺れるわけもなく、時間も広島港(宇品港)から30分程度の場所ですから、ちょうどいい気晴らしぐらいでしょうか・・・・平日ということもありまして、うるさい、1号、2号もいませんし・・・(笑)

ただ前日にどこで聞いたのか・・・工場を見に行くというのはバレテイマシテ・・・学校へ行くぎりぎりの時間まで粘っていたのは事実です。その言い方が「学校よりも親との時間を大切にしたい・・・」どこでそんなことを覚えたのかは知りませんが・・・・「たまには一人がいいな~~」というのもありまして「勉強しなさい!」だけで逃げたのも事実です。(笑)

なんの見学か?と言いますと「牡蠣」・・・・

シーズンオフの季節ですので、そんなに貪り食うこともないですし、ただ冷静に考えますとうちの娘2人は牡蠣が好きですので、工場見学よりも食べるのがよかったのかも・・・・


この企画はうちのマリンミルク(牡蠣肉エキス)を販売している仲のよい出雲の薬屋と山口の薬屋との企画で・・・一体どんな場所で何をどのように作ってるんだろ~という素朴な疑問から始まったのです。

ただ牡蠣打ちの作業というのは朝4時過ぎから始まるそうで、この時間にはとても身体の弱い私は行けませんので、(チョコチョコ都合で身体が弱くなります(笑))その作業内容は出雲の薬屋に聞いて、その後の工場見学からの参加です(なんとも横着な・・・・)当日は前日より結構な雨が降っていたというのも理由ですけど・・・(おほほほ・・・笑)

マリンミルクは牡蠣肉エキスですが・・・
(牡蠣肉エキスって面白いんですよ~もともと丹波でグリコ(お菓子屋さん)の社長さんが子供の滋養強壮にいいお菓子をと考えたのが牡蠣エキスです。大きな鍋でグツグツ煮て、そのエキスを出して作り上げたものがあの有名なグリコ!「1粒300メートル」です。大正11年2月に三越で発売されたそうです。そこから牡蠣とグリコーゲンの発展が医学的に本格化します。)(ちなみにマリンミルク一粒に牡蠣4個を使います)

もともと牡蠣はタンパク質、アミノ酸の宝庫であることと、ともにミネラルの宝庫でもあります。よって応用範囲はすごく広く、肝臓病にはじまり、女性の不定愁訴(自律神経失調、更年期障害、パニック障害など)貧血、生理不順、子宝に恵まれない方にも好評です。

ただし、安い牡蠣はもともと海のモノですので、海の栄養を貪欲にとります。そこで問題になるのは、水銀やヒ素・・・・中国製に多いのですが、その心配があるのです。そんなこともあるので、1回見に行ってみよう~という話になったのも事実です。
マリンミルクの牡蠣は三浦さんという方が丹精に育てた牡蠣を使用しています。
(2年かかるそうです。)三浦さんは御年35歳「えれ~若い!」と思ったのですがなんと4代目だそうです。

うちが2代目ですから・・・100年ちょいぐらい・・・う~ん生きてない!

ただ写真でみせてもらったのですが、牡蠣いかだにぶら下がってる牡蠣の束ってすごいんですね・・・・クレーンで吊って切り落とす。そんなにでかい・・・私は1メーターぐらいのものかと思ってましたが、そんな軟なものはないようです10メーターぐらいでしょうか・・・そりゃ~クレーンじゃないと上がらんし・・・・おまけに広大な海原で上げたり下げたりするんですからそりゃ~朝も早くなるわな~~と感心・・・・(人が寝ている時から働いている人はすごいな~と尊敬したりします)おまけに、ちょこちょこ牡蠣いかだを引っ張って移動しないといけないそうです。それは栄養状態と牡蠣の発育状態によるものです。(牡蠣いかだの大きさ・・・・12m×25mに700本が下がってるそうです)

その取り上げた牡蠣を打ち子さんが砕き中を取り出し・・・簡単そうに砕くんですけど難しいですよね・・・(私は焼いて自分で食べるのさえ開けることができなくて苦労するんですから・・・笑)

そして加工工場へ・・・・もともと水産工場ですので、別にそれだけをしているわけではなく・・・・カキフライ作ったり、冷凍生牡蠣作ったりしているようです。その横のラインで細々と作ってるんですけど・・・・これがすごい! 温度管理と煮る時間・・・・また職人芸ともいえる・・・・技術・・・僕なんか思うのに、煮る時間を増やせばそれだけ濃度が濃くなる??なんて思っていたのですが、もともと牡蠣エキスを作る前はその方法で、オイスターソースを作っていた時間でやってるそうです。長く煮ると味がえぐくなるそうです。えぐくなるということは、何かの成分が壊れてるということです。こういうのは、頭の中でわかるものではなくて、その場で指揮を執る人の感でしかないようですね・・・よって寒い時期と暑い時期の製法も変わるそうです。

そこで思ったのが・・・「あり??捨てる場所がない・・・・」牡蠣殻は牡蠣(ボレイ)という列記とした漢方薬の原料です(胃薬に入ったりしてますし、もともと鎮静作用がありますし、モノによればカルシウム剤としても使います)中身は食用ですし煮たエキスは牡蠣エキスもしくはオイスターソース。すごいですよね~牡蠣ちゃん。

さすが古今東西ナポレオンやバルザック(小説家)ビスマルクなどに愛され、日本では縄文時代から食文化の歴史があります。・・・武田信玄、頼山陽(広島の方ですね、袋町に記念館があります~)が好物だったと聞いています。なんとなく広島県民ですから、牡蠣に対する愛着があるのはそうですが、それよりも古く縄文時代からの歴史があるというのは素晴らしいことですね。

歴史があって、効力があって、自然の恵みに育まれた牡蠣生産者の顔が見え・・・工場の方の真摯な姿・・・そういうものがあって初めていいものができるんだな~と感慨深く思いました。
プロフィール

渡邉 勝哉

Author:渡邉 勝哉
広島市 安佐南区 高取駅前で薬屋を営む くすりのあきてんしん堂 の店主。漢方薬の相談 健康相談 ダイエットなど幅広くご相談に応じます。お気軽にお尋ねくださいね・・・・ 

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